New York Times12日付によると、アメリカには約30万の住宅所有者組合があり、約6000万人がその管理下にあるが、資産価値を下げたくないという理由で組合のほとんどが洗濯物を外に干すことを禁じているか規制している。
1991年にロサンゼルス郊外Rolling Hillsの住宅コミュニティーに移り住んだKathleen A. Hughesさんは、洗濯物が外に干されているのを見たことがなかったが、自分でやってみることにした。組合の規定では、洗濯物を干す場合は完全に囲んで外から見えなくし、組合の承諾を得ることになっているが、Hughesさんは組合に黙って外から見えにくい裏庭にロープを張って洗濯物を干してみた。洗濯物は3時間で乾いて風の匂いがして気持ちよく感じた。干す手間が7分ほどかかり、タオルは乾くとバリバリとしたが、何よりも夏場に月最高1120ドル(約13万3300円)かかった電気代がこの3月には576ドル(約6万8500円)まで下がった。 米家電製造業組合によれば、アメリカには2005年に8800万台の乾燥機がある。専門家の試算では、全ての家庭で一年のうち半年だけ乾燥機を使わずに洗濯物を外に干せば、二酸化炭素の総排出量の3.3%が削減できるという。